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    (国際評論家賞受賞)ニコラス・ペシェ
    (未来イメージ賞受賞)(美術:アラン・ランバード)
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世界に認められた日本を代表する作家・村上龍の小説がアメリカインディーズ界の新鋭に強烈なインスピレーションを与えた 世界に認められた日本を代表する作家・村上龍の小説がアメリカインディーズ界の新鋭に強烈なインスピレーションを与えた
三島由紀夫、谷崎潤一郎など、日本を代表する作家の作品がこれまで多くの海外映像クリエイターたちに影響を与えてきた。その中でもひと際異彩を放つ作品として、村上龍の「ピアッシング」がハリウッドで映画化。 殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女が出会い、オープニングからラストまで緊迫感が持続するサイコスリラーである。
この原作に魅せられたのが、米インディーズ界の新鋭ニコラス・ペッシェ。デビュー作で2016年ファンタスティック映画祭の5部門を受賞した注目の監督が、洗練されたスタイルで原作のテイストを映像化。主人公は幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動を抑えるためにSM嬢の殺害を計画。しかし呼び出した女はいきなり自分自身を傷つけはじめる。刃を外に向ける者と内に向ける者は、やがて共鳴していくのだろうか・・・。
出演は『ファ一スト・マン』のクリストファー・アボットと、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ。端整な顔立ち中に抑えきれない狂気を混在させた男と、些細なことで壊れてしまいそうな美しさを抱えた女を、繊細力かつ圧倒的な演技で魅せている。

ペッシェ監督は次回作で『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛。劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使っているほか和洋芸術の絶妙な親和性が作品に不思議な深みを与えている。 スタイリッシュでありながら現実との境界線が曖昧な建物造形も、オリジナリティあふれる世界観を形作っている。

Cast Profile

本作品でもプロデュースを担当したジョシュ・モンド製作のサスペンスドラマ 、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(11)に出演。その後はTVシリーズ「GIRLS/ガールズ」へのゲスト出演を経て、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(14)で注目を集める。モンドが監督を務めた『James White』(15・未)ではタイトルロールを演じ、クロトウルーディス賞とハンプトンズ国際映画祭で主演男優賞に輝くなど高い評価を受ける。その他にも、『スウィート・ヘル」(17)、『イット・カムズ・アット・ナイト」(17)なども含め、インディペンデントのホラー、サスペンスに数多く出演。最近ではデイミアン・チャゼル監督の話題作『ファ一スト・マン』(18)で字宙飛行士役を演じている。

1989年10月14日、オーストラリア、キャンベラ生まれ。『ディファイアンス』(08)、『アメリア 永遠の翼』(09)といった作品に出演し、ティム・バー卜ン監督による世界的な大ヒット作『アリス・イン・ワンダーランド』で一躍トップスターの仲間入りを果たす。個性派監督と組むことが多く、ガス・ヴァン・サント監督の『永遠の僕たち』(11)、キャリー・ジョージ・フクナガ監督の『ジェーン・エア』 (11)、バク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』(13)、ジム・ジャームッシュ監督の『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)、ギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク」(15)等に出演。その他の出演作には『奇跡の2000マイル』(13)、『ナチス第三の男』(17)があり、近年では監督・脚本にも挑戦している。

1985年2月18日、スペイン、パルセロナ生まれ。『その愛を走れ』(12・未)、『タイム・ハンターズ 19世紀の海賊と謎の古文書』(13・未)等の作品に出演した後、物語だけでなく撮影方法も大きな話題となった犯罪ドラマ『ヴィクトリア』(15)で主演を務める。この作品でガウディ賞とドイツ映画賞の主演女優賞に輝いた他、数多くの賞にノミネートされるなど脚光を浴びる。その後も順調にキャリアを積み重ね、2017年の英アカデミー賞では新人賞にもノミネートされている。その他の出演作品には『24時間ずっとLOVE』(18・未)等がある。
Cast Profile

1990年1月18日、ニューヨーク生まれ。監督デビュー作となった2016年の『The Eyes of My Mother』(未)が、サンダンス映画祭をはじめ世界各国の映画祭で高く評価され、一躍インディーズ映画界の新鋭として注目される。モノクロで実験的なサスペンスホラーである同作品は、ファンタスティック映画祭で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞の5部門に輝き、その他にも様々な賞にノミネートされている。次回作では、日本の大ヒットホラー『呪怨』(02)のリブート版である『Grudge』に取り組んでいる。
村上龍

1952年長崎県生まれ。「限りなく透明に近いブルー」で第75回芥川賞受賞。「コインロッカー・ ベイビーズ」、「半島を出よ」、 「55歳のハローライフ」など多数の著作がある。『トバーズ』(92)、『KYOKO』(96)は映画化され、監督も務めた。最新作は「すべての男は消耗品である。最終巻」。メールマガジン 「JMM」を主宰。テレビ東京「カンプリア宮殿」にメインインタビュアーとして出演中。
原作:ピアッシング
村上龍

原作者として120%満足しています 原作者として120%満足しています

演技、演出、キャメラ、そして音楽、抑制され、かつ正確だった。
『ピアッシング』という物語のテイストが理解されていると感じた。
単に原作に忠実というわけではなく、不思議な感覚があった。
わたしが原作を書くときに思い浮かべたイメージが、スクリーンに再現されている、そんな感覚だ。
ホラー映画とカテゴライズされるのだろうが、残酷さの裏側、狂気の最深部に潜んでいる「人の優しさ」が、
さりげなく描かれる。タイトルバック、エンドロールのビルの映像には驚いた。すばらしい。

村上 龍(原作)

原作:村上龍「ピアッシング」(幻冬舎文庫)
脚本・監督:ニコラス・ペッシェ
撮影:ザッカリー・ギャラ一
美術:アラン・ランパート
音楽スーパーバイザ一:ランドール・ポスター
出演:クリストファー・アボット ミア・ワシコウスカ ライア・コスタ
提供:カルチュア・パプリッシャーズ
宣伝:松竹ナビ
配給:パルコ
2018 年/アメリカ映画/カラ一/ビスタ/S.lch/81分
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